トマトはナス科

推しの良い所を忘れたくないというお気持ちによるブログ。続け。

島田開について

平素より大変お世話になっております。
中科だったりなすびだったりあわびだったりする者です。

この度は『3月のライオン』に登場する「島田開」という人間を褒めさせて頂きたく第4回目としてブログをお送りさせて頂きます。

ご査収の程よろしくお願い申し上げます。


大変お久しぶりです。忘れてた訳じゃないんですよ。三日坊主なだけで。見事に第3回目で止まってましたしね。
どの推し書こうかなあとか悩んじゃうと途端に面倒臭くなってダメですね。勢い大事。
親不知で歯茎腫れるわなんか顔の半分痛いわ頭が痛いわ散々なので、気を紛らわすためにブログ書こうかなあ、と。


そんなことはどうでも良くて、島田開の話をしますね。

普通に家族構成を紹介しますと、現在一人暮らし。実家は山形県天童市。職業はプロ棋士です。
簡単に紹介すると、生え際ギリギリ将棋めちゃつよ虚弱おじさんです。
A級八段。強いですね。年齢は30代後半。個人的にはおじさんというにはちょっと若いのでは……とも思ったりしますが、まあ同年代の中では老けてる方っていう描写もありますし。その理由についても生え際ギリギリと併せて後程説明します。

この生え際ギリギリ将棋めちゃつよ虚弱おじさんこと島田開八段ですが。色々言いたいことありますがそれらを凝縮して褒めますと、「すごい」ですね。

そのすごいについても色々書いていきますね。
まず、「めちゃつよ」と自分で表現しておきながらここを訂正させてください。
いや、強い事に変わりはないんですよ、A級八段ですから。ただ、彼はひたすら努力の人なんです。

将棋漫画ですから主人公の桐山零くんや羽生善治ポジのいわゆる「〇〇をやるために生まれてきた」系才能伸び代キャラがおるわけですよ。その中で戦う為にひたすら将棋だけを指し続けたのが彼です。

ぶっちゃけこの漫画の世界の棋士はほとんどそうなんですけどね。みんな勝つために身を削って勉強して、将棋以外に何も無くて、それなのに順番を付けられてしまうのがプロ将棋の残酷で美しいところだなあと個人的には思うし、私が将棋コンテンツを好きな理由ですね。

勉強なんてみんなしてる、努力も継続も1つの才能、八段って事は結局光るものがあったんじゃん、確かにそれら全て事実です(事実島田開はすごいので)。事実だからこそなんですよ。島田開が本来の棋士を体現してるんです。勉強するし、勝つし、負けるし、若くもない、将棋以外に何も無い。でも普通の人間より光るものがあったから棋士になれた。だから棋士として生きていく。島田開はわかりやすく"そういう"プロ棋士という生き物の擬人化なんですよ。最高の概念すぎる。
なんで、紹介を改めるとするなら「生え際ギリギリくそ虚弱将棋おじさん」ですかね。将棋おじさん。


虚弱虚弱といいましたが、もったいぶる必要も無いので言うと胃痛持ちですね。
元々弱かったのもあって、学生時代奨励会に地元から夜行バスで通ってる間も、今までもずっとストレスに弱い胃と付き合いながら将棋を指しています。島田開が文字通り命を燃やして将棋を指すシーンは全て美しいので興奮します。
そんな体質なのでストレスが外見にも出るわけですよ。それが前述の理由になりますね。

とは言え普段は面倒見が良くて弟弟子や後輩を可愛がってて気を使える優しいおじさんなのですが、痛みが出た瞬間ダメダメ虚弱将棋しかできないおじさんになるのかわいいんですよね。辛いでしょうけど。
主人公の母性すらくすぐるのすごい男。魔性すぎる。

とにかくすごいんですよ。島田開のエピソードは読み終わると毎回息切れするぐらい熱いんですよ。3月のライオンはそういうエピも多いのでぜひ読んでください。主人公サイドだけではなくちゃんと対戦者サイドの感情も描写してくれるので最高です。感情に殴られます。
ただ、3月のライオンは将棋パートと家族パートがあるので注意してください。棋士の感情浴びてると思ったらいつの間にか家族パートで羽海野チカの感情を浴びてることがあります。

将棋漫画というより、そういうものだとして読んだらめっちゃ面白いです3月のライオンと島田開をよろしくおねがいします。

アニメも普通に良かったです。すっかりノイタミナ枠だと思ってたのでシャフトでNHK!?ってなりましたが良かったです。シャフトが隠しきれてなくて笑っちゃいますけど。島田開CV.三木眞一郎です。よろしくおねがいします。

実写劇場版は外見モデルになった佐々木蔵之介本人が島田開役です。よろしくお願いします。

生え際ギリギリくそ虚弱将棋おじさんこと島田開の事をよろしくお願いします。すごいですよ。




だいぶ間があっての4回目。ありがとうございました。ロキソニンがあって良かったです。あんまり効いてないけど。
お疲れ様でした。